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    • 2011.10.01 Saturday
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    岡林さんはスゲェ〜よな、やはし八ツ橋、ロックだよな〜!

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       さて「ロックの花道」。今日は、岡林さんだ。そして、日記を書いてる間のBGMは、初期メジャー時代の最後の作品…『グラフィティ(81年)』だよ。ところが、これが超駄作。RSの『刺青してやる』に匹敵する程の駄作。当時、オイラは、岡林よ、軟弱になりやがって、体制に魂を売りやがったな…と憤慨したよ。悲しいど、思ったよ、岡林は終わった…とね。実質的にこれが70年代中盤からソニー、コロンビア、ビクターと続いていた岡林信康のメジャーからの最後の作品となった。


       手な和毛で、昨日の日刊ゲンダイの「Hot Interview」ってコラムで岡林さんが出てた。ディスク・ユニオンから出版された「岡林、信康を語る」ってインタビュー本にひっかけたコラムだ。
       

       しかし、『グラフィティ』は何回聴いても、鳥肌立つ程、軟弱な作品だ。まっ、当時の日本の音楽市場のニーズも多いに影響しているのは伺えるけどさ。 A-1の「ジェット・プレイン」は、腑抜けた陽水だぜ。次の「蒼ざめた朝」なんてトレンディ・ドラマのテーマソングだね。間奏のオルガンはイイ。まっ、寺尾聡よりはましか。A面最後は10分近い大作「マンハッタン」だ。流れるように洗練されたバックサウンドに、お上りさんの岡林さんがNYのマンハッタンに行って結局は「緑と土が力の源」とスケール感は出そうとしているが結局は「申し訳ないが気分がいい」の焼き直し。


       岡林さんは70年代初頭に、東京から、俺らいちぬけたをやって、その後、ずっと田舎暮らしだ。インタビューの中で、日刊ゲンダイの読者層に多い団塊の世代に向けてのコメントがあった。
       「みんな田舎はのんびりしていいと思っているけど暇ほど怖いことはない。自分に向き合う時間が増えたことで、俺はこんないい歌を書くのになぜ売れないんだ、なぜ俺はバカなんだと、作品と現実のギャップに悩んだり、生活の中に創作意欲が埋もれていくことに恐怖心を抱いたことも。俺はある時期から<エンヤトット>にのめり込み、布教活動で忙しくしてたから助かったけど、定年後の田舎暮らしはよくよく考えたほうがいいよ」
       成る程ね。その通りだよな〜。暇があると余計な事も考えるよな〜。


       あっ、A面が終了。ひっくり返そう。B面は5曲収録。明らかな只のヴァリエーションづけで、アレンジはレゲエ、ロック、昭和歌謡、ロケンロールといろいろ。歌詞も世間や体制への批判や風刺を織り込んでいるけど、何か付け焼き刃というか無理して書いている感ムンムンだね。しかし、どんなアレンジになってもサウンドは洗練された80年代初頭のジャパニーズ・ポップスなんだよね。岡林さん的には、悪戯坊主がよそ行きの服を着せられてるみたいで似合っていないのさ。

       80年代の岡林さんは、表舞台からは消え、弾き語りで日本全国津々浦々を巡る活動が主だったようだ。その時期はレコードの発売も無く。客観的には落ち目だったよね。なにしろ、この時期の作品は、自主制作のカセットが2タイトルだけさ。それは87年の事だった。ひとつは新録のべストで『ベスト・コレクション Vol.1(87年)』。もう、ひとつは新作でタイトルは、その名も『エンヤトットでDancing!(87年)』だ。う〜ん、カセットのみの発売というのが当時の苦境を現してるよね。でも、エンヤトットを本格的に始めたのだよ。そのカセットには韓国民謡のサムルノリがあり、エンヤトットの曲があり、それが90年代前半の東芝からのメジャー復活に繋がったようだ。
       まっ、90年代後半からは、またインディーズの人になるんだけど、数年前からは、うまく団塊ブームにのっかれて伝説の人で脚光を浴び、近年は今までのすべての作品や発掘音源がCDで再発売されたりで注目されている。
       テレビ出演で観る限り、伝説や懐メロの人では無く、現役なので嬉しい。80年代や96〜05年辺りに、岡林さんは何してるの?状態を経験しているので、今の状況はとても嬉しい。もちろん、それらの時期にも地道にやっててオイラが知らなかっただけなんだけどさ。

       そして、記事中のシメで、今回のインタビュー本や近年の状況や自らについて、こんな事を言っている。
       「不思議なもので、音楽と人格は関係ない、それが芸能の面白いところだと気付いたり、人の評価を気にしなくなった途端、風向きが変わった感はあるね。神経症的な病気だったのにもかかわらず破滅しなかったのは、ひとえに恵まれていたからだし、その病気すら歌作りには有効だった。だから、みんな弱いままでOK、ダメなままで十分生かされてるってことを、俺の半生を読んでもらえたらうれしいね」

       う〜ん、岡林信康は健在だよね。影響を受けたアーティストが元気で現役なのは嬉しいし、心強いね。生き方がロックだよね。オイラもしぶとくやって行こうと思うよ。


       なんて書いてる内にレコードも終わっちゃったよ。ホントに70年代後半の岡林さんは、低迷してるよ。このアルバムは、その中でも最もヤキが回っているよね。う〜ん、永遠の超駄作だ…でも、時々は聴いちゃうんだよな〜。出来の悪い子ほど可愛いに通じるのかな。まっ、イイ曲もあるしね。
       そういや、B面の頭にレゲエ・アレンジの曲があるんだけど、岡林さんには全然、合っていないんだよね。えっ、岡林さんには、何が似合うかって、そりゃ、勿論「エンヤトット」でしょ…!


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